屋上緑化とは!?どういったメリットがある?

admin

屋上に土を広げて植物を配置する

屋上緑化とは、建物の屋上にたくさんの植物を配置することです。植物によって屋上が文字通り緑色になるため、屋上緑化といいます。そして、基本的には土壌を用意して、そこに植物を植えます。具体的な形は色々あり、一面に土壌を広げて芝生を敷く他、いくつかのプランターを設置して、屋上の一部のみを緑化するという手もあります。

屋上が憩いの場所になる

植物には、人の気持ちを和らげる効果があります。また、二酸化炭素や有害な物質を吸収して酸素を出すという空気清浄機能もあります。屋外なのであまり効果がないのではと思われるかもしれませんが、緑化の規模が大きければ屋外であってもある程度は期待できます。そうした機能を活かすために、緑化した屋上を憩いの場所にするのも良いでしょう。ベンチやテーブルを置いたり、レンガによって歩いて回れるコースを設けたりすることで、ちょっとした公園のような仕上がりにもできます。

省エネルギーに貢献する

日中、建物の屋上には日光が降り注ぎます。そのため、屋上が紫外線によってダメージを受けます。また、熱が建物の内側の空気を温め、夏場だと温まった空気を冷やすために、冷房により多くのエネルギーを必要とするでしょう。そこで屋上緑化を施しておくと、植物が代わりに日光を受けてくれます。したがって、建物が受けるダメージと、冷房のために使用するエネルギーを減らすことができるでしょう。さらに、屋上緑化に使用する土壌には断熱効果があるため、冬は建物内部の熱を逃がしにくいというメリットとなります。

屋上緑化とは、建物の屋上に植物を植えることです。建物の景観が向上するほか、雨水の流出の防止や省エネルギーへの効果も期待されています。